疑問もあるが

nostalji2010-09-04

録画していた『アメリカ映画ジャンル別ベスト10』を観る。2008年にAFI(アメリカ映画協会)が、10ジャンル(アニメーション、ファンタジー、SF、スポーツ映画、西部劇、ギャング、ミステリー、ロマンチック・コメディ、法廷ドラマ、歴史ドラマ)から、ベスト10を選出したものです。
ジャンルにミュージカル(『オズの魔法使い』はファンタジーで選出)や戦争映画(歴史ドラマに包含)がジャンルとしてとらえておらず、逆に法廷ドラマ(『クレイマー、クレイマー』を選出)をジャンルにしているのは、訴訟国家のアメリカらしいと思いましたよ。
ちなみに、西部劇のベスト1は『捜索者』(1956年/監督:ジョン・フォード)ね。クリント・イーストウッドが、「それまでの勧善懲悪の西部劇から、偏見に満ち復讐鬼と化したダーティー・ヒーローを主人公にした西部劇は画期的で、自分の西部劇作りに影響を与えた」と語っていたのは印象的でした。物語性だけでなく、映像も素晴らしく、『捜索者』がベスト1になっても不思議じゃないですが、私の西部劇ベスト1は『シェーン』だよォ。ちなみに、『シェーン』は第3位で、これも妥当といえますね。
画像は、『捜索者』のパンフ。主題歌をザ・サンズ・オブ・パイオニアーズが歌っていますが、旗照夫が日本語カバーしています。♪〜可愛い瞳よ、いま何処に〜