ファミリー西部劇

nostalji2010-10-15

ビデオで『ダウン・ザ・ロング・ヒルズ』(1986年/監督:バート・ケネディ)を観る。ブリッジャー砦に向かう幌馬車隊が、二人の悪党(マイケル・レンとボー・ホプキンス)がコマンチ族から盗んだ馬と日用品を交換したため、コマンチ族に襲撃されます。その場にいなかった12歳の少年(トム・ブラウン)と5歳の少女(リサ・マクファーレン)だけが生き残り、二人は少年の父(ブルース・ボクスレイトナー)が待つブリッジャー砦を目指すんですな。
少年のサバイバルドラマです。食料の確保だけでなく、熊や狼が襲ってきたり、少年の馬(勇敢で足が早く、頭もいいんだな)を狙ってインディアンが追ってきたり、悪党が待ち受けていたりと、多難の連続なんですよ。ディズニー作品なので、凄惨なシーンはありませんが、ほどほどのスリルを味あわせてくれるバート・ケネディの演出は手馴れたものです。出演者では、少年の父と一緒に二人を捜す友人役のジャック・イーラムがベテランの味を見せ、存在感がありますね。大人にとっては刺激不足ですが、家族で楽しめる西部劇になっていま〜す。画像は、トム・ブラウンとリサ・マクファーレン。