隠れ西部劇DVD

nostalji2011-02-08

注文していた西部劇DVD『ブラックフォックス』(1995年/監督:スティーブン・ヒリヤード・スターン)の3巻セットが届いたので、早速、第1巻を観る。アラン(クリストファー・リーブ)とブリット(トニー・トッド)は、白人と黒人という関係だったが深い友情に結ばれ、奴隷制のあるカロライナからテキサスにやってきて農地を開拓していた。南北戦争が始まり、騎兵隊がテキサスから去り、コマンチとカイオワが蜂起して開拓民を襲いだす。留守中に家族をインディアンに拉致されたアランとブリットは、開拓民が避難している砦に行く。そこには家族を拉致された開拓民が多くおり、二人は人質救出の対策を練る。白人を敵対ししているインディアンに対して、黒人のブリットが人質返還交渉のためにインディアン部落に単身乗り込むが……
結論から言いますと、ブリットの交渉は成功して、人質は無事救出されます。ブリットがコマンチの戦士と決闘するのですが、そのやり方は初めてお目にかかるものでした。十数匹のガラガラ蛇を入れた穴をはさんで、腕に結ばれた綱を引っ張りあって相手を穴に落とすというものなんですよ。ブリットは決闘に勝って、酋長から勇気と誠実さを称えられ、ブラックフォックスというインディアン名を授かるんですな。
テレビムーヴィなので、映画のような空間的拡がりは期待できませんが、西部劇というだけで嬉しくなるのです。それと、何故か、こんなDVDが発売されていることもね。