売り出し前を見る楽しみ

nostalji2011-03-13

セルビデオの『ローンレンジャー第6巻』を観る。「新米の男」「折れたマッチ」「死の鉱山」「紳士ホーマー」の4本が収録されています。
「新米の男」は、悪党が水場に毒を入れて嫌がらせをし、牧場を安く手に入れようとするんですが、その牧場は東部の青年(ロバート・ホートン)が買う約束をしていたんですな。悪党は青年を殺そうとしますが、ローンレンジャーに邪魔されます。すると今度は、牧場主を監禁して身代わりとなって青年を騙そうとしますが、レンジャーが牧場主を救い出して悪党は御用となるのです。
画像は、後年のロバート・ホートン。テレビ西部劇『幌馬車隊』や『シェナンドー』で主演していましたね。
「折れたマッチ」は、駅馬車が襲われ、前科者が捕まるんですが、ローンレンジャーは彼の言動から犯人でないと考え、真犯人を捜します。現場に落ちていた折れたマッチが手がかりとなるんですね。過去の経歴だけで人を判断してはいけない、という物語です。
「死の鉱山」は、未亡人から管理を任されている金山を騙し取ろうする悪徳弁護士の悪計をローンレンジャーが見破る物語です。金の出る鉱山の坑道から、自分が買取った隣の廃鉱に坑道をつなげて、廃鉱の方から金が出ているように見せかける手口は面白かったですね。狙撃銃が出てくるのも珍しかったです。
「紳士ホーマー」は、南米の金貨を奪って捕まった悪党が、ニセ金作りと間違って東部の紳士を連れて留置所から脱獄するんですな。ローンレンジャーは隠された金貨を見つけるために彼らを追います。全体的にコミカルで、コメディタッチのエピソードになっていま〜す。