対決なし

nostalji2011-03-21

録画していた『隠密剣士(第1部)』の11回と12回を観る。第11回「必殺十文字流」は、松前藩槍術指南役(植村謙二郎)を仇と狙う姉弟(松浦浪路・清川新吾)を隠密剣士が助ける物語です。「邪剣には必ず心に隙ができる。腕で勝つのでなく、心で勝つのだ」
第12回「帰ってきた無法者」は、赦免になった無法者が仲間と一緒に自分を捕らえた番屋役人(伊沢一郎)への復讐に帰ってきます。番屋役人は町民に応援を頼みますが、町民は役人と無法者の問題として協力しません。自分が居ない町を無法者の天下にしてはならないと、役人は死を覚悟して残ります。『真昼の決闘』ですな。隠密剣士は、役人の父を英雄として崇拝している少年のために陰から役人に協力します。『リバティ・バランスを射った男』ね。
今回は、画像のような鬼場陣十郎と隠密剣士の対決はありませんでした。
米ソが冷戦していた子供の頃、両国の水爆実験でストロンチウム90を含んだ放射能雨が降ると大騒ぎしたことがありました。橋幸夫の「雨の中の二人」がヒットしていた頃で、替歌で、♪〜雨が小粒の真珠なら、恋はピンクのバラの花。放射能雨に濡れないように、傘をさして歩こうよ。別れたくない二人なら、逃げて行こうよ、どこまでも〜なんて、歌っていましたね。雨に濡れて遊んでいたけど、ハゲになることもなかったし、野菜も食ったけど、現在まで癌にもなっていませ〜ん。