芸を深く探求していくと

nostalji2011-09-17

昨日はJ医大での定期検診。予約していても待ち時間が長く、三波春夫:著の『真髄三波忠臣蔵』(小学館文庫:1999年1月1日初版発行)を読了しました。三波春夫の演目には、3時間15分におよぶ「大忠臣蔵」があり、LP1枚分のボリュームがある長編歌謡浪曲俵星玄蕃」や「赤穂の妻」があって、著者の“忠臣蔵”への思い入れが深い造詣となって、この本ができた感じです。特に、架空の人物・俵星玄蕃を通して、江戸庶民の心情や当時の世論などを代弁させたとする解釈は著者でならでの新視点だと思います。♪〜橋のたもとで雪ふみしめた、槍に玄蕃の涙が光る〜
録画していた韓国ドラマ『赤と黒』の最終回を観る。今イチ釈然としないラストでした。家族に対する韓国人の心情は、日本人の心情と幾分異なるようですね。ストーリーにも無理があって、矛盾や辻褄のあわないところが目立ちました。キム・ナムギルの演技が光るだけの、何じゃコリャ作品で〜す。