傍キャラがいいので

nostalji2012-02-19

録画していた『新・座頭市(第2シリーズ)』の3話と4話を観る。第3話「天保元年駕篭戦争」(監督:勝新太郎、脚本:尾中洋一)は、食中毒で倒れていた市が駕篭屋の若者(根津甚八)に助けられるんですな。若者の駕篭屋は悪どい駕篭屋(梅津栄)に狙われており、若者の相方が悪駕篭屋の用心棒(山本昌平)に殺され、市が駕籠かきを手伝います。若者の妹(栗田ひろみ)と妹の恋人(風間杜夫)が悪駕篭屋の人質にされ、市が乗り込んで大立回りね。今回は山本昌平との対決に工夫があって、殺陣の面白さを感じました。爬虫類顔の山本昌平は不気味感が漂っていてグッド。
第4話「蛍」(監督:太田昭和、脚本:安倍徹郎)は、宿場女郎(伊佐山ひろ子)から盲目の妹(大竹しのぶ)へ届ける金を預かった市は途中で眼科医(柴俊夫)と知りあい、盲目の娘の目を治してやろうと思うんですな。伊佐山ひろ子大竹しのぶは実の姉妹でなく、育ての親というのが孤児の娘を拾って女郎にして売る商売をしている悪い奴。田武謙三と菅井きんの夫婦がピッタシのキャラでした。それと大竹しのぶを妾にしようとしている悪ヤクザの遠藤辰夫も助ベエまるだしでグッドで〜す。