またまたテレビ西部劇

nostalji2012-11-06

ビデオに録画保存していた『ローハイド』の「Incident at Red River Station(戦慄の病)」と『ガンスモーク』の「The Thieves(消え去らぬ汚点)」を観る。
「Incident at Red River Station(戦慄の病)」は、天然痘が流行している町にやってきたフェーバー隊長が、医者に協力して古い因習から種痘を拒む町民の目を覚ます物語。ジェンナーがワクチンを開発したのは1798年ですが、半世紀以上経っても、その効力はなかなか信じてもらえなかったようです。権力者の家族が天然痘に罹り、まじないや煎じ薬では病気に効かないことを悟るのはよくあるパターンね。ちなみに、白人が移住するまで北米大陸には天然痘はなく、免疫のないインディアンの死亡率は9割にもおよび、天然痘がインディアンを滅ぼしたといっても過言ではありません。
「The Thieves(消え去らぬ汚点)」は、保護観察の少年とキティの酒場のバーテン・サムとの交流物語。自分が少年と同じ境遇だった過去を持つことからサムは少年の面倒をみるんですな。画像は、サム。シリーズ当初よりのレギュラーで、キティの酒場ロングブランチのシーンには必ずいるので登場回数は多いですが、セリフは殆どなしね。だけど、だんだん存在感が出てきて、それにつれてセリフも多くなってきましたね。