これで最後

nostalji2013-02-14

西部劇DVDの『シマロン・キッド』(1952年/監督:バッド・ベティカー)を観る。実在した西部の無法者シマロン・キッドことビル・ドーリン(オーディ・マーフィ)の物語です。ダルトン強盗団を友達のよしみで匿って入牢していたビルが、仮釈放で故郷のオクラホマへ帰る途中、ダルトン一味の列車強盗に遭遇し、一味のレッド・バック(ヒュー・オブライエン)の漏らした言葉からダルトン一味に間違えられるんですな。保安官のサットン(リーフ・エリクソン)はビルを信用しますが、鉄道公安官のスワンソンはビルを犯人と決めつけ逮捕しようとしたことから、ビルはボブ・ダルトン(ノア・ビアリー・ジュニア)の仲間に加わります。コフィビルの襲撃でボブが死に、ビター・クリーク(ジェームズ・ベスト)や彼の恋人ローズ・オブ・シマロン(イベット・デュゲイ)の支持を得てビルが首領となりますが、ビルに敵意を持つレッドが事あるごとにビルに反抗します。やがて、ビルは牧場の娘キャリー(ビバリー・タイラー)と愛しあうようになり、地道な生活に入りたいと思い始めますが……
テレビ放映された時に一度観たきりで、内容はスッカリ忘れていました。それというのも、小さな挿話の積み重ねで物語が進行していき、大きな起伏がないため盛り上がりに欠けるからです。転車台を使っての脱出とか、列車で運ぶ金のノベ棒を抜き取り、1本ずつ沿線に配置した部下に拾わせるとか、個々には従来の西部劇にはなかった趣向があって面白いのですけどね。オーディ・マーフィのキャラに合わせた作品で、史実とはかなり異なりますが、マーフィの持ち味が出ていま〜す。