アニメ西部劇

nostalji2013-08-15

ビデオに録画保存したものの、アニメということで放ったらかしていた『スピリット』(2002年/監督:ケリー・アスバリー&ローナ・クック)を観る。野生馬(ムスタング)のスピリットが人間に捕まり、飼いならされることなく、自由の大地へ再び戻るまでの冒険物語です。
西部開拓期が舞台で、カウボーイ、騎兵隊、インディアン、鉄道建設といった西部劇の要素が詰まっており、モニュメントバレーやグランドキャニオンを背景画にした西部の自然も雄大でグッド。主人公スピリットの内面心理がナレーション(マット・デイモン)で語られるだけで、馬たちの泣き声・表情・動きで感情表現されているところがユニークです。アニメですが馬の動きが自然で、実際の馬の動きをグラフィック化したのかもしれません。友情・愛情・信頼・不屈の精神という、家族向けアニメではありきたりテーマですが、結構感情移入してしまいました。