昨夜何気なく

nostalji2013-08-18

はやぶさ/HAYABUSA』(2011年/監督:堤幸彦)を観る。小惑星探査機“はやぶさ”の帰還はニュースで知っていた程度で、どんなものかいなと観ていたら、結局最後まで観てしまいました。主人公(竹内結子)の宇宙への想いと心の成長が、実在の“はやぶさ”プロジェクトの人たちとのかかわりや、“はやぶさ”の航程とリンクして描かれます。
人間ドラマにするのか、“はやぶさ”の偉業ドラマにするのか、どっちつかずのため、多すぎる登場人物のエピソードが盛り上がりに欠けるのと、トラブルを抱えて飛行する“はやぶさ”自体の描き方が薄くなりましたね。それでも、地球に戻ってきた“はやぶさ”の大気圏突入にはホロリとしましたよ。
日本のロケット開発の歴史や学術用語もわかりやすく解説され、私のようなド素人でもよく解かりました。30億キロも離れたちっぽけな惑星イトカワから惑星サンプルを採集して戻ってくるなんて、日本の技術力に誇りを持ちましたね。2014年に“はやぶさ2号”が打ち上げられるとのことですが、今度は注目したいと思いま〜す。