やっとスーパーマンに

nostalji2014-03-01

海外ドラマ『ヤング・スーパーマン』の最終回を観る。2003年にNHK教育テレビで1エピソードを前後編に分けて放送したシーズン1から観始め、やっと最終回に辿り着きました。本国では2001年から2011年放送だったので3年遅れね。
当初は、スモールビル(原題)に住む高校生のクラーク・ケント(トム・ウェリング)が隠し持った超能力で怪事件を解決していく1話完結のドラマでした。その怪事件というのが、クラークを乗せた宇宙船とともに落下したクリプトンの隕石群の影響で怪物になった人間によるもので、怪物たちとの戦いを通してクラークはパワーの正しい使い道を覚えていくのね。高校生活における友情やロマンス、悩みなどが並行して描かれ、青春ドラマといった内容でしたね。
製作者もこんなに長く続くとは予想していなかったらしく、途中でストーリーラインも変わっていき、レギュラーキャラも変わっていきました。クラークの親友役でシーズン1から最終シーズンまで顔を見せていたクロエ(アリソン・マック)は、ストーリーラインに合わせてご都合主義的に扱われていましたね。
最終回は金をかけてしっかり作っており見応えがありましたよ。クリプトンの父ジョー・エルが用意していたスーパーマンのコスチュームを身につけ、やっと自分の意志で空が飛べるようになり、地球壊滅の危機を救うのです。あのコスチュームって、クリプトンの繊維で作られたものなのね。どうりで、どんな攻撃を受けてもいつも綺麗なんだ。それにしても、スーパーマン誕生まで10年は長かったァ。