TVムーヴィだが

nostalji2014-03-04

録画していた『アルマゲドン2013(前後編)』(2013年/監督:ケビン・フェア)を観る。太陽の熱エネルギーを利用した地球防衛実験が失敗し、衛星兵器が太陽に照射したことから太陽の磁場に異常が発生します。猛烈な磁気嵐が地球を襲い、宇宙空間にある殆どの衛星が地球に落下し、大惨事となります。さらに、地球の電離層を破壊するコロナガスが地球に向かっており、地球に壊滅の危機が迫るんですな。地球物理学者のマイケル(マシュー・モディーン)は、娘(ケート・ドラモンド)と娘の恋人(スピロ・マランドラキス)の協力で無人となった政府施設に入り込み、マイナス磁場を発生させる高周波ビームを電離層に放射し、同じマイナス磁場を持つコロナガスをはじくことに成功します。磁石のマイナス極とマイナス極が反発するのと同じ理屈ね。
でもって、ここまでが前編で、後編は電離層に磁場を発生させたことから、今度は地球の核が回転を停止してしまうんですな。地球は熱を持って、火山の噴火や地割れが地球規模で発生します。マイケルは国防長官(テッド・ウィットール)にテロリストとして拘束されますが、国防長官の行動に不審を持つ元同僚の女性科学者(マキシム・ロイ)に救出され、長年研究していた高周波パルス発生機を使って地中奥深く照射し、核の回転に成功します。
権力欲の強い国防長官を中心とする大統領官邸の対応(失敗ばかりね)と、国防長官によってクビになった科学者一家の活動が並行して描かれます。娘の恋人が警官でアクション担当、離婚した妻の夫が政府の報道官で情報担当、妻の父親が元知事で地域コミュニティの担当と、ドラマ展開において納得感を持たせる設定にしていますね。特撮もTVムーヴィとしては上出来だと思いますよ。画像は、マシュー・モディーンとケート・ドラモンド。