映画のノベライズに近いが

nostalji2014-04-21

西部劇の先輩より頂いたリチャード・セイル:著(石田善彦:訳)の『ホワイト・バッファロー』(角川文庫:1978年6月20日初版発行)を読了。チャールズ・ブロンソン主演で、1977年(監督:J・リー・トンプソン)に映画化されており、日本公開時(78年6月)にあわせて出版された感じです。原作者自身が脚本を書いており、ストーリーに違いはありません。リチャード・セイルといえば、『彼女は二挺拳銃』の監督として私には馴染みがあり、小説を書いていたとは知りませんでした。
主人公のワイルド・ビル・ヒコックとクレイジー・ホースは映画ではよく知られた存在として人物説明はありませんでしたが、小説だと二人のプロフィールがよくわかります。それと、映画では単に映し出されるだけだった銃器の説明と描写が丁寧だったのが良かったで〜す。