仁宗は短命王

nostalji2014-05-29

韓国時代劇『天命』の最終回を観る。時代は朝鮮王朝・中宗時代末期、内医院の医官チェ・ウォン(イ・ドンウク)が世子イ・ホ(イム・スロン)の担当医官だった親友の殺害犯人にされて、真犯人を捜していくうちの世子暗殺の陰謀を知り、毎回危機一髪で逃れながら黒幕と戦う物語でした。でもって、黒幕が文定王后(パク・チヨン)なので結末をどうするのか最終回が楽しみでしたが、周辺の悪党を倒しただけで、後のことは知らないよといった感じの無理やりハッピーエンドね。
それにしても、ドラマチックにせんがための相変わらずの無理筋で矛盾が目立ちました。娘の病気の治療法が書かれた書を手に入れるために禁書庫に忍び込むくらいなら、無能を装わずに出世して禁書庫に入れる身分になればいいのにね。医女のダイン(ソン・ジヒョ)との恋物語を進めるための無理設定です。瀕死の重傷を負っても、すぐにアクションできる回復力の速さには毎度笑えます。韓国時代劇にはマカロニウエスタン的可笑しさがありま〜す。