韓国時代劇から

BSプレミアムで放送していた韓国時代劇『100日の郎君さま(全16回)』を観了。朝鮮王朝時代を舞台にした史実とは関係ないフィクション時代劇です。
世子のイ・ユル(ド・ギョンス)は、外出中に重臣キム・チャオン(チョ・ソンハ)に命を狙われ、記憶を失って初恋の娘ユン・イソ(ナム・ジヒョン)の養父ヨン(チョン・ヘギュン)に救われます。ユン・イソの父はキム・チャオンに謀反の罪で殺され、ユン・イソは謀反人の娘ということでホンシムと名を変え、庶民の娘として生活。イ・ユルは、記憶がないことをいいことにヨンからホンシムの許婚者ウォンドクとして、ホンシムと結婚させられます。記憶がなくても中身は高貴な世子、庶民の暮らしとのギャップがこのドラマの売りです。朝廷の陰謀をめぐる人間関係は、毎度お馴染みのパターンで、予想通りの展開。主人公を危険な戦地に赴かせて殺そうとするのは、『不滅の恋人』でも使われていましたなァ。ただ、悪党との対決はこれまでの韓国時代劇にないアッサリしたもので、ラブロマンスが中心。ラブロマンスを挿入歌で盛り上げる韓国ドラマの特徴が、この作品でも活かされていま~す。

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ちなみに、来週(11/10)からは、『ヘチ 王座への道』が始まります。若き日の朝鮮王朝第21代王・英祖が主人公。ラブロマンスのあまりない硬派のドラマみたいです。