ジェームズ・ガーナー関連から

nostalji2014-07-25

昨日の朝日新聞夕刊の“三谷幸喜のありふれた生活”で、ジェームズ・ガーナーについて「飄々としていて男臭い」と表現していましたが、真に適切。「大スターではないが、脇役ではない。味のある芝居をするけど名優ではない。微妙なポジションを何十年にもわたってキープしてきた珍しい役者」とは、言いえて妙です。
三谷幸喜は、『大脱走』(1963年/監督:ジョン・スタージェス)でジェームズ・ガーナーに憧れたと書いていますが、スティーブ・マックィーンの印象が強くてガーナーの印象は今イチでした。他にも個性豊かな人物が大勢いたしね。スタージェスは『荒野の七人』と同様に、テレビ出身を集めてキャスティングしています。マックィーンもガーナーもそうだし、チャールズ・ブロンソンジェームズ・コバーンも、マックィーンと同様に『荒野の七人』に引き続いて出演。『荒野の七人』のロバート・ヴォーンと同じく、デビッド・マッカラムは後年の『ナポレオン・ソロ』で人気スターになりました。
画像は、『大脱走』のサントラLPジャケット。エルマー・バーンスタインのテーマ曲は、「クワイ河マーチ」「史上最大の作戦マーチ」と並ぶ戦争映画三大マーチで〜す。