ミステリー西部劇

nostalji2014-10-24

西部劇DVDの『ロッキー山脈の戦い』(1935年/監督:チャールズ・バートン)を観る。戦前のランドルフ・スコットのB西部劇です。
鉱山技師のラリー(ランドルフ・スコット)は、要請のあったバラード鉱山を訪ねる途中で副保安官のテックス(チャールズ・セール)に会い、現場責任者のボーグが粉砕機で顔を潰されて殺され、ラリーの義兄でもある前任者が逃亡していることを知らされます。義兄の人柄を知るラリーは犯人が別にいると考えるんですな。バラード家では当主のバラードは病気で寝ており、遺産相続の件でバラードの甥や姪が滞在中。甥や姪が次々に殺される中、ラリーは姪の一人リタ(アン・シェリダン)と愛しあうようになりますが、リタも何者かにさらわれ……
ランディは腰に拳銃、チャプスを着けたカウボーイスタイルで現れますが、蓄音機や自動車が登場する35年当時の現代物です。ラジウム鉱山というのもね。基本トリックの設定は少しムリがありますが、手軽に楽しめる一編でした。