エピソード数

nostalji2015-04-06

録画していた海外ドラマ『HELIX黒い遺伝子(シーズン1)』と『ウォーキングデッド(シーズン5)』の最終話を観る。
『HELIX黒い遺伝子』は、北極の医療研究施設で謎のウィルスによる感染が発生し、アラン・ファラガット博士(ビリー・キャンベル)率いるCDCアメリカ疾病予防管理センター)の調査チームがやってきます。ウィルスに感染した者は暴力的な媒介生物(ゾンビ系)となり、感染を広げたあと多くが死にます。アランの弟ピーター(ニール・ネイピア)はこの研究施設で働いていて感染。調査チームのジュリア・ウォーカー(キーラ・ザゴスキー)はアランの元妻で調査中に感染しますが、研究所長のハタケ博士(真田広之)の血により治癒します。ハタケはジュリアの実父で銀色に光る瞳を持つ不死者なのね。でもって、ジュリアも不死者になります。アランの助手で恋人のサラ・ジョーダン(ジョーダン・ヘイズ)は悪性の癌に侵されていましたがジュリアの血で完全治癒し彼女も不死者になります。サラの努力でウィルスの治療薬が完成し、ピーターは治癒。研究所のオーナーであるイライア・コーポレーションはハタケと同じような不死者たちが運営しており、世界支配をもくろんでウィルスと治療薬を手に入れようと傭兵部隊を送り込み、研究施設を破壊してジュリアが連れ去られます。
1日1エピソードで13日間の出来事という展開です。毎話サスペンスにあふれ、目が離せませんでした。最終話のラストでは、235日が経って、新種ウィルスによる疫病発生の新聞記事と、イライアの幹部になっているジュリアが現れ、第2シーズンへ続きます。“光る銀色の眼”で、ジョン・ウインダムの『光る眼』を想い出しましたよ。彼らの正体は宇宙人?
『ウォーキングデッド(シーズン5)』は前半と後半に分れ、前半はアトランタの病院施設で暮らすコミュニティとの対決、後半は放浪の末にたどりついた頑丈な壁に囲まれたコミュニティに迎えられたリックと仲間たちの心の葛藤が描かれます。シーズン1の最初のエピソードとシーズン3に一度だけ再登場したモーガンが最終話でリックと出会い、次シーズンへ。モーガンはゾンビになった妻を殺せなかったことから、息子が妻に殺されてゾンビになり、頭がおかしくなってゾンビ駆除に没頭するキャラでしたが、次シーズンでは彼が騒動をまきおこすことになるのか?
連続性の強いドラマは、昨日紹介した『ヴァイキング〜海の覇者たち』が9話、本日の『HELIX』が13話と、1シーズンのエピソード数は短縮傾向にありますね。『ウォーキングデッド』は16話ですが、前半8話と後半8話の間にブランクをおいて同シーズンとはいえ独立したものになっています。クォリティーの高さを維持するためには、時間が必要ということなのでしょう。その為、次シーズンまでの期間が長いのは、ファンとしてはつらいところで〜す。