西部劇DVDの『カーソンの無法者』(1953年/監督:ハーモン・ジョーンズ)を観る。テレビ放映はあったものの、劇場未公開だった作品です。
無法者のブレット・スタントン(デイル・ロバートソン)が弟のガー(ロイド・ブリッジス)と仲間(ジョン・ドウセット、レオ・ゴードン、ロドルフォ・アコスタ)を連れて6年ぶりにカーソン・シティに帰ってきます。町はボクシングの世界選手権開催で大賑わい。金の匂いを嗅ぎつけて、ジョニー・リンゴ(リチャード・ブーン)やスレイキル(ドン・ハガティ)などの無法者もやってきます。ブレットは銀行を襲うつもりでしたが、世界選手権の売上金強奪に計画変更。ブレットの昔の恋人リンダ(ジーン・クレイン)やリンダに恋する興行主ジム(ウィットフィールド・コナー)、ブレットに惹かれるジムの妹などが絡んで物語が展開していきます。
ひょんなことから保安官助手になったブレットを他の無法者と手を組んだ弟が裏切り、ブレットは法の側で戦い、昔の恋人の愛をとりもどすという、これまた約束事に充ちた古き良き時代の西部劇で〜す。