今週はずっと

nostalji2015-06-12

テレビ西部劇『シャイアン』の「嵐の騎手」と「レッドロックの対決」を観る。
「嵐の騎手」は、大牧場主に対抗する小牧場主の後妻がシャイアン(クリント・ウォーカー)に横恋慕する物語。20頭のポニーをモンタナに運んでいたシャイアンは、大牧場主のストーム(バートン・マクレーン)から私有地通行のいちゃもんをつけられ、手下たちに痛めつけられます。負傷したシャイアンは小牧場主のジョン(レジス・トゥーミイ)に助けられ、彼の牧場で働くことになるのね。ジョンの後妻シーラ(ビヴァリー・マイケルズ)はシャイアンに興味をひき誘惑しますがシャイアンは相手にしません。小牧場主たちはストームの力づくの土地買収に何もできないでいましたが、シャイアンがストームの用心棒を倒したことから結束します。しかし、シーラのせいで馬屋が火事になり、酔って寝ていたジョンが焼死したことから……
単純な“シェーン”型対決物語にせず、悪女を絡めたのがミソ。話を詰め込みすぎて、少しゴタゴタした内容になりました。
「レッドロックの対決」は、無法者との友情と対決を描いた物語。殺人現場を通りかかったシャイアンは犯人に間違われリンチされそうになりますがパット・キーオ(ジェラルド・モーア)に助けられます。キーオは名うての無法者でしたが奇妙な友情が芽生え、二人は道連れに。しかし、キーオが親友の保安官(ダグラス・フォーリー)を殺し、銀行頭取の妻を人質にして銀行の金を奪おうとしたことから……
互いの腕前を事前に見せることで、凄腕同士のラストの決闘が活きています。対決ものでは定石ですが、手抜きしなかったことがグッド。
シーズン1の9話まで観たわけですが、これらは全てテレビ放送が始まる以前に劇場公開されていま〜す。