人気小説の映画化だそうだが

nostalji2016-02-22

録画していた『マライアと失われた秘宝の謎』(2013年/監督:ジョナサン・ニューマン)を観る。世界を支配できるという秘宝の箱をめぐる劇場未公開の冒険ファンタジーです。
19世紀末のロンドン、両親が行方不明になった上に弟も誘拐された17歳の少年マライア(アナイリン・バーナード)は、母から託されたアミュレットを狙うルガー(サム・ニール)一味に襲われます。マライアを助けるのが謎の秘密捜査官ウィル(マイケル・シーン)で、アミュレットは世界を支配するパワーを持つ“ミダスの箱”の謎を解く鍵だったのね。マライアは弟が連れ去られたルガーの本拠地に乗り込みますが……
原作はG・P・テイラーの人気小説とのことで、私は作家も作品も知らず、物語の面白さを期待して観たのですが、退屈な出来でした。17歳の少年が主人公なので、“ハリー・ポッター”系になるのでしょうが、主演のアナイリン・バーナードが17歳に見えないのが致命的。少年少女向けの物語でも、あまりに稚拙な内容で観るに耐えませんでしたね。SFXも酷い出来。続編を予想させる終わり方になっていますが、続編を観たいとは思いませ〜ん。