生より

nostalji2016-02-24

父がビデオに録画保存していた『昭和の歌』を観了。いつ放送されたものかわかりませんが、NHKが3夜にわたって放送した2時間番組です。昭和20年代以前、昭和30年代、昭和40年代以降という構成になっています。最近の想い出の歌番組のような爺さん婆さんになった歌手がゲストで出てきて歌うのでなく、NHKに残されている歌番組の映像を編集していましたね。その歌がヒットした頃の社会の映像が合間に挿入されており、昭和の記録にもなっています。
昭和20年代以前は、当時の歌番組の映像がないので、1969年放送の「第1回思い出のメロディー」の映像が主に使われており、映画の中で歌われているシーン(エノケンやひばり等)で補足していました。昭和20年代から20年しか経ってない映像なので、歌っている歌手も声にはりがあります。
昭和30年代も映像が殆ど残っておらず、1963年の「第14回紅白歌合戦」や前述の「第1回思い出のメロディー」、1964年から始まった「歌のグランドショー」からの抜粋でした。昭和40年代以降は、殆どが「紅白歌合戦」の映像を編集。爺さん婆さん歌手の生歌を聴くより、彼らが若かった頃の姿を見て歌を聴く方が楽しいですな。民放各局にも歌番組の映像が残っていると思うので、この手の歌番組を作って欲しいです。
ちなみに昭和20年代以降、どの年代でも存在感をみせつけるのが美空ひばりで〜す。