ジョージ・ケネディ(91歳)さんが先月28日に亡くなったことを知る。17歳で第二次世界大戦に従軍し、16年間軍隊に勤務(陸軍大尉)、1959年に傷を負って除隊しました。いかにも軍隊で苦労してきたという硬派のツラがまえがグッド。
60年代に日本で放送された海外ドラマには必ずといっていいほど顔を見せており、殆どが悪役でしたね。私が彼を知ったのもテレビ西部劇でした。映画デビューは『ケンタッキー少年魂』と紹介されていますが、IMDbによると『スパルタカス』にクレジットなしで出演しているとのこと。先月29日にBSプレミアムで放映したのに、録画しなかったことが悔やまれます。
『暴力脱獄』で67年度のアカデミー助演男優賞を受賞し、単なる悪役から心やさしいタフネス男にブレイクし、『大空港』などのパニックアクションでは巨体を活かした男の中の男という感じで、なくてはならない傍役でした。『新・荒野の七人』では主役でしたが、“やはり野におけレンゲ草”じゃありませんが、傍役の方が存在感があり輝きま〜す。
画像は、『新・荒野の七人』のジョージ・ケネディ。