定着したか

nostalji2016-03-19

録画していた『山本周五郎人情時代劇』の3月放送分の「おもかげ抄」と「めおと蝶」を観る。
「おもかげ抄」は、死んだ妻のおもかげを捨てきれずにいる浪人(川岡大二郎)と、彼に助けられた娘(水沢エレナ)が織りなす人情物語で、立ち回りもあって楽しめました。「めおと蝶」は、藩の内部紛争を背景に昔の恋人(石黒英雄)と夫(山崎樹範)との間で揺れる女(小野ゆり子)の情感を描いた物語で藤沢周平の作風とは違う面白さがありました。若手俳優の演技の未熟さが目立ちますが、原作の良さに救われていますね。画像は、川岡大二郎と水沢エレナ
4月からは時代劇の新シリーズとして『男と女のミステリー時代劇』が始まる予定で、BSジャパン開局15周年特別企画の“火曜スペシャル”は評価できま〜す。
お彼岸なので墓参を兼ねて帰省します。