ファンタジーアクションというジャンルは日本人の不得意分野と思われるのだが、ＮＨＫが放送９０周年記念の大河ファンタジー『精霊の守り人』を先週から放送開始した。第１回の視聴率は１１．７％と、そこそこの結果を残していますね。
女用心棒のバルサ（綾瀬はるか）が新ヨゴ王国の王子チャグム（小林颯）を救ったことにより、チャグムの母（木村文乃）からチャグムの護衛を依頼されます。チャグムの体内には水の精霊が宿っており、父である国王（藤原竜也）はチャグムが自分を滅ぼす存在と疑って殺害を企てているのね。バルサとチャグムの逃亡の旅が始まり……
私は原作も知らなきゃ、アニメも知らず、何の予備知識もなく第１回を観たのですが、ファンタジーのもつ摩訶不思議な世界が今イチ不足です。ＣＧを駆使するシーンがあまりなく、全体的に地味な展開ね。綾瀬はるかの動きがよく、アクションシーンは満足なのですが、大人が納得できるような映像と物語性が課題ですな。今夜は第２回。期待したいで〜す。
