最近のテレビ時代劇から

nostalji2016-06-04

『鼠、江戸を疾る2』(NHK総合)の最終回と、『立花登青春手控え』(BSプレミアム)の第4回を観る。
『鼠、江戸を疾る2』は、第2弾とあって鼠小僧次郎吉滝沢秀明)と岡っ引き徳五郎(高嶋政宏)の関係が追われる者と追う者の関係以上に親密になりましたな。新たな出演者では、徳五郎の子分・浅吉役の池田鉄洋が、高嶋政宏との絡みが面白く、良い味を出していました。忽那汐里に代わって次郎吉の妹・小袖役となった青山美郷は、演技も着物姿も今イチでしたが、小太刀を使っての立ち回りだけはグッド。原作本は、文庫本で9巻まで発売されているので、シーズン3を期待したいです。
『立花登青春手控え』は、小伝馬町の若き獄医・立花登(溝端淳平)が、訳あり囚人の話を聞いて、その背後にある事件を解決していく1話完結の時代劇。昨夜の「返り花」は中井貴一版で観たエピソードでした。中井版は1982年4月14日〜9月29日まで放送(全23話)されたことがあり、CATVの時代劇専門チャンネルでも現在放送中です。脚本家が異なるので、観比べる楽しさがありましたね。中井版では小牧家の娘・ちえ役だった宮崎美子が、今回はその母親・松江役で出演していたり、牢同心・平塚平志郎役だった篠田三郎が今回はナレーションを担当していることもね。今回は全8話で終了のようですが、藤沢周平の原作は全24話あるので、シーズン2・3も製作して欲しいで〜す。
本日より、母と空き家の様子をみるために帰省。まだまだ処分するものがあるので、その片付けもね。