B級映画の続きで

nostalji2016-06-07

ダビングして持って来た『ドラゴン・オブ・ナチス』(2014年/監督:マーク・アトキンス)を観る。ナチス・ドイツの秘密兵器ドラゴンと連合軍の飛行部隊との戦いを描いたファンタジー戦争アクションです。
北アフリカナチスの科学者によってドラゴンの卵が発見され、孵化に成功して連合軍の飛行中隊が全滅します。トラウマを抱えて酒浸りの毎日を送っていた歴戦の勇士ロビンス大尉(スコット・マーティン)にドラゴン対策の命令が出され、精鋭パイロットによるP−51ムスタング戦闘機隊による対ドラゴン部隊が結成。ホールドリン中尉(ロス・ブルックス)の犠牲により、高度3万フィート以上だとドラゴンの動きが鈍るのと、首に急所があることがわかりますが……
全体的に雑な作りで、何じゃコリャといった内容です。ドラゴンは4人の女性のテレパシーによって操られているのですが、科学者はどうやってそれを知ったのか、女たちをどうやって見つけたのですかね。操ることができるのはメスだけで、最強のオスのドラゴンが生まれたら制御できないと知ったロンメル将軍の依頼により、ロビンスがドラゴンの卵のある場所を空爆するのがクライマックスで、誕生したオスのドラゴンが強さを見せないままロビンスにやられて、オイ、オイですよ。顔アップとショボイCGばかりの戦闘シーンではワクワクしませんな。発想だけで取柄のない作品で〜す。