先週に続き

nostalji2017-04-11

友人から届いた西部劇『地獄の狼』(1953年/監督:アルフレッド・ワーカー)を観る。刑務所を舞台にした異色西部劇です。
ガンファイトが法律違反となった1891年のアリゾナの町に、兄を刑務所に送った元保安官ビリー・レイノルズ(デール・ロバートソン)を殺しにゴーマン兄弟がやってきます。ビリーは二人を返討ちにしますが、法を破ったことで刑務所へ。その刑務所には二人の兄ジェシー・ゴーマン(スティーブン・マクナリー)がおり、ビリーへの復讐と脱獄を計画しており……
3D映画ですが、平板的な映像でそれらしいところはありません。クライマックスの刑務所暴動劇も迫力なく、全体的にもたもたした展開で変化がなく盛りあがりに欠けますな。ジェシーの愛人役のヴァージニア・メイヨの性格も曖昧で、グッドバッドガールの魅力が出ていませ〜ん。