昨日に続き

nostalji2017-05-26

西部劇DVDの『独立騎兵隊』(1961年/監督:ジョゼフ・M・ニューマン)を観る。インディアンとの戦いに恋模様を絡めた騎兵隊西部劇です。
マドックス大尉(リチャード・ブーン)の守るキャンビー砦に中尉(ジョージ・ハミルトン)が赴任してきます。同僚のグレシャム中尉(ジェームズ・ダグラス)の結婚相手が昔の恋人トレーシー(ルアナ・パットン)と知って悶々。グレシャムとトレーシーの婚約発表の夜、トレーシーがカーティスを愛していることを知って心が乱れます。インディアンの大軍が現れたとの情報に、グレシャムは小隊を率いて偵察に出発。翌朝、マドックスは守備隊全員を率いて討伐に出動し、グレシャム以下全員が戦死しているのを見つけます。日頃の心の鋭さがグレシャムに欠けた結果で、カーティスは自責の念にかられますが……
相手のインディアンがコマンチかアパッチか判明しないため、作戦に苦労するというのは面白い設定でした。騎兵隊員にスリム・ピケンズやチャールズ・ブロンソンがいるのに、彼らとの絡みがすくなく、ジョージ・ハミルトンとルアナ・パットンの恋愛模様がグダグダ続くので退屈です。相手がアパッチとわかり、ハミルトンの分隊が囮となってアパッチをひきよせ、ブーンの本隊がこれを撃破するクライマックスだけが見せ場というのは、寂し〜い。