いろんな絡みから

nostalji2017-10-29

拙サイトの訪問者から送っていただいた山本和夫:編著の『ララミー牧場・暗闇に光る目』(ポプラ社:1961年11月5日発行)を読了。『ララミー牧場』は、テレビ西部劇の児童用ノベライズ本として全10巻(#1「兄弟」、#2「カンサスから来た男」、#3「黒い銃帯(ガンベルト)、#4「暗闇に光る目」、#5「名保安官」、#6「狙われた駅馬車」、#7「死の風」、#8「平和の使者」、#9「消されていく仲間」、#10「真夜中の逆襲」)が発刊されています。
「暗闇に光る目」は、テレビ西部劇『ララミー牧場』の「ならず者たち」(シーズン1第6エピソード)のノベライズ。この作品の他、「パーキンソン町の決闘」(シーズン2第12エピソード)をノベライズした「ゴースト・タウンの決闘」と、淀川長治の「ゴースト・タウンの決闘」の解説が収録されています。
ストーリーは同じですが(当たり前か)、「パーキンソン町の決闘」の決闘に使われるパーカッション5連発銃がデビー・クロケットの愛用銃だったことにしているのは著者の創作ですな。他にも児童向けに細かいところに違いがあります。
淀長さんの解説が、テレビ放映時の“西部こぼれ話”と同じ内容なのか記憶にないのでわかりませ〜ん。