今週は西部劇

nostalji2017-10-30

友人から送ってもらった西部劇『セブンセントの決斗』(1960年/監督:ゴードン・ダグラス)を観る。金を巡って男たちが争うアクション西部劇です。
レインボルト(クリント・ウォーカー)とショーン(ロジャー・ムーア)は、偶然見つけた金塊をセブンセントの町に運ぶ途中、凶悪なマックラケン(ジーン・エヴァンス)の一味につけ狙われます。金塊を岩山に隠しますが、マックラケン一味に包囲されるのね。ショーンが傷を負いますが、ガンマンくずれの医者ゲイツ(チル・ウィルス)に助けられて脱出。レインボルトの旧友のメキシコ山賊ゴンドア(ロバート・ミドルトン)と会い、彼の隠れ家で一息いれます。美しい娘ティタ(レティチア・ローマン)にショーンは一目惚れ。レインボルトとゴンドアが牛を暴走させたマックラケン一味を追っている隙に、マックラケンはショーンとゲイツを拉致します。ゲイツはマックラケンに殺されますが、レインボルトはショーンの救出に成功。隠した金を取り戻したところへ、ゴンドア一味が現れ……
主人公たちを助けて金の分け前をもらおうとゲイツが加わる前半部分は快調。ゴンドアの屋敷に移ってからは中だるみになり、マックラケンとの対決も意外とアッサリ。最後のオチは、皆が狙う金塊は主人公たちが努力して手に入れたものでないというのがミソ。テレビ西部劇『マーベリック』でのセミレギュラー出演はありますが、ロジャー・ムーアの西部劇はこの作品だけで〜す。