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nostalji2017-11-04

友人に送ってもらった西部劇『ロデオ・カントリー』(1952年/監督:バッド・ベティカー)を観る。ロデオの世界を描いた劇場未公開の作品です。
ロデオ・チャンピオンのトム・ムーディ(ジョン・ランド)が足首にケガをしてメキシコからニューメキシコのロデオ大会に帰ってきます。ピエロのダン・ブリーム(チル・ウィルス)の娘ジュディ(ジョイスホールデン)とは恋人同士。新人ロデオ・ライダーのバート・イートン(スコット・ブラディ)の才能に注目し、弟子にしますが……
才能を鼻にかけ、先輩たちの意見に耳を貸さない野心満々の若者が自分の過ちに気づくまでの物語です。周りに特に悪い奴もおらず、味も素っ気もない展開。ブル・ライディング(荒牛乗り)、サドル・ブロンコ(荒馬乗り)、ステア・レスリング(走っている馬の上から逃げる牛に跳びつき、頭を捻って倒す)、ローピング(走っている馬の上から逃げる牛を投げ縄で捕まえ、四肢を縛り上げる)、他にも幌馬車競走などがあり、ロデオの競技と全米各地のロデオ大会の雰囲気だけが楽しめる現代西部劇で〜す。