スピンオフだが

nostalji2017-12-30

録画していた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016年/監督:ギャレス・エドワーズ)を観る。『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』へと続く物語です。
子どもの頃、帝国軍に母を殺され、父ゲイレン(マッツ・ミケルセン)を連れ去られたジン・アーソは、ならず者ソウ・ゲレラ(フォレスト・ウィテカー)に助けられます。それから何年か経って成長したジン(フェリシティ・ジョーンズ)は帝国軍に捕まり、反乱軍のキャシアン(ディエゴ・ルナ)がジンを救出。帝国軍から脱走したパイロットのボーディー(リズ・アーメッド)がゲイレンのメッセージをジンに伝えます。帝国軍の究極兵器デス・スターには致命的な欠陥があり、その設計図を奪うために特殊部隊ローグ・ワンが結成されるのね。ジンたちローグ・ワンのメンバーは設計図のある惑星スカリフに出発しますが……
ファンタジー性の強いシリーズと異なり、意外とシリアス。それが、かえって面白い味をだしていました。ローグ・ワンは全員死ぬのですが、生き残るとシリーズとの矛盾が出てくるので、その辺もよく考えています。主人公は死ぬことになるのですが、爽やかな結末です。後半に入っての盛り上げ方など演出面も優れており、上出来作品。それにしても、死んだピーター・カッシングや若き日のキャリー・フィッシャーがちゃんと登場するなんて、映像技術の進化は何でも可能にしますねェ。