まだまだ

nostalji2018-01-18

みなもと太郎:著の『風雲児たち』(潮出版社の希望コミックス)の第3〜4巻を読了。戊辰戦争で幕軍として最後まで戦った会津松平家の始祖である保科正之を中心にして描かれます。将軍家を守護するという思想の源を探るのね。
保科正之徳川秀忠の四男で家光の異母弟にあたります。第3巻「二代将軍の恋」は、正之の母・静と秀忠の出会いと恋が面白可笑しく語られ、浮気ひとつできなかった恐妻家の秀忠が静によって将軍としての自信を持っていくんですな。
第4巻「会津藩誕生」は、正之を中心とした江戸時代初期が描かれます。大阪の陣は、前巻と合わせても、ほんの数ページ。だけど、薩摩・長州・土佐の動きを入れており、中身は濃厚です。それにしても、あまり知られていない保科正之に焦点をあてたところに優れた歴史観を感じますね。そして、掲載当時に流行していた漫才ネタやギャグ(若い人たちには解らないかもしれませんが)がたくさん出てくるのが嬉しいですよ。そ〜なんです、川崎サン。
カミさんにセッつかれていた香港旅行を計画。日程を決めた後、ちょっと早いが(早期特典があるので)JALダイナミックパッケージで航空券+宿泊先を予約しました。パッケージツアーは割安なんですが自由がきかないのでねェ。