本日も

nostalji2018-05-04

テレビ西部劇『ブロンコ』の第6〜8話を観る。( )内は日本放映時の邦題です。
#6「Trail to Taose(タオスへの道)」は、インディアンを使って駅馬車を襲い、地域の治安を脅かす悪党一味をブロンコ(タイ・ハーディン)が潜入捜査する物語。郵便監察官から郵便強盗犯の捜査を頼まれたブロンコは、郵便強盗のお尋ね者として強盗一味に潜入します。一味の黒幕が騎兵隊駐屯地での商売を独占していた実業家と判明。騎兵隊が撤収すると儲けられなくなるからなんですな。中々面白い設定です。
#7「Brand of Courage(勇気の烙印)」は、慈善事業を行う修道女のためにブロンコが手助けする物語。何者かに撃たれて傷を負ったブロンコを修道女が救います。修道院の責任者シスター・テレサ(アナ・リサ)に頼まれ、ブロンコは修道院の牛を運ぶことになるのね。シスター・テレサは牛を売って慈善事業の資金にしようとしているんですが、値上げを狙って牛の出荷を止めている牧場主が妨害。大牧場主の財産を譲り受けた修道女が牧場を経営しているというのは面白い設定です。
#8「Freeze-Out(氷河の秘密)」は、氷河に隠された金塊をめぐる謎をブロンコが解決する物語。女性記者メアリーの護衛としてブロンコは、ゴーストタウンになっている鉱山町ベイシンシティにやって来ます。ベイシンシティは20年前に金鉱は掘りつくされ、鉱山主が貯め込んだ金塊は盗んだとされる鉱山技師とともに行方不明。この町の土地を所有しているというスミス(ジェームズ・ドルリー)、魚釣りにきたというジョーンズ、20年前の出来事を知っているという老人が町にやって来ます。金塊の隠し場所、登場人物の隠された秘密が解き明かされるミステリータッチのエピソードで、ロッキー山脈の氷河を舞台にしたのは面白い設定で〜す。