チャンバラ時代劇

nostalji2018-06-18

録画していた『無限の住人』(2017年/監督:三池崇史)を観る。不死身の用心棒の生きざまを描いた沙村広明のマンガを原作とするアクション時代劇です。
目の前で妹を殺された万次(木村拓哉)は生きる目的がなくなりますが、八百比丘尼山本陽子)によって、斬られても傷が再生する不老不死の身体を与えられます。50年後、万次は妹そっくりの少女・浅野凜(杉咲花)に出会い、彼女の用心棒を引き受けることになるのね。凜は無天一流の道場主の娘でしたが両親を殺した逸刀流の天津影久(福士蒼汰)を仇として狙っています。万次は凜を守って影久率いる剣客集団と戦うことになりますが……
最初から最後まで、チャンバラ、チャンバラ。モノクロ映像で始まり、不死身になってからはカラー演出で、たっぷりスプラッターを見せてくれます。だけど、斬られては再生の繰り返しで、飽きてきますな。殺陣も細かいカットと編集処理で見せており、生身の迫力が今イチ。斬られ役が少なくなった現在、大人数を相手の立回りシーンは、昔のようにいかないのは仕方ないことと、我慢しましょう。出演陣は豪華ですが、キムタクにはオーラを感じなくなりましたァ。