古い映画だが

nostalji2018-07-16

録画していた『ロング・キス・グッドナイト』(1996年/監督:レニー・ハーリン)を観る。当時、ハリウッド史上最高値の400万ドルで落札されたシェーン・ブラックのオリジナル脚本を、レニー・ハーリンジーナ・デイヴィス夫妻のコンビで映画化という話題作でしたが、今まで観逃していました。
8年前、記憶を失って海岸に倒れていたサマンサ(ジーナ・デイヴィス)は、結婚して子ども(娘)もでき幸せな生活をしていましたが、交通事故で断片的に記憶が甦ります。退院したある夜、片目の男に襲われますが撃退。自分の過去を調べるために私立探偵のミッチ(サミュエル・L・ジャクソン)と旅に出ます。やがて、自分がCIAの特殊エージェントだったことがわかり、テロ計画にまきこまれていきますが……
平凡な女性が実は凄腕エージェントで、襲撃されるたびに戦闘本能が甦り、最後は愛する娘を救うためにアクション全開というベタな展開ですが、ジーナの変身ぶりが見事です。粗っぽいながらも、力わざで最後までダラけることなく見せるレニー・ハーリンの演出にも満足。サミュエル・L・ジャクソンの臭い演技もマッチしており、楽しめる娯楽作品で〜す。