懐かしのテレビ西部劇

nostalji2018-12-17

友人に送ってもらったテレビ西部劇『ブロンコ(シーズン3)』の1話と2話を観る。『ブロンコ』は、本国アメリカでは4シーズン全68話放送されましたが、日本では2シーズン40話しか放送されておらず、シーズン3からは日本では未放送のエピソードです。
#1『The Mustangers』は、牛運びの仕事についたブロンコ(タイ・ハーディン)が事件に捲き込まれる物語。シェルトンに雇われて牛を運ぶ列車に乗ったブロンコですが、シェルトンと口論している時に列車が大きく揺れ、ブロンコは転倒して一瞬気を失います。その場にいたガンロック(アーチ・ジョンソン)は、シェルトンは弾みで外に投げ出されて河に落ちたと証言。町に戻ったブロンコは、野生馬捕獲で仲間だったジミー(ロバート・リドゲリー)と再会。ジミーはシェルトンの若い妻ローレル(ホイットニー・ブレイク)の気をひこうとしていましたが、ローレルはブロンコに興味を持ち……
ローレルを慕う牧童頭(ケネス・トビー)がブロンコと敵対したり、拳銃で殴り殺されたシェルトンの死体が発見されてブロンコが犯人と疑われたり、シェルトンの牧場に埋められたメキシコの収税官の埋蔵金探しが出てきたりと、話は複雑なのですが筋を追うだけで、深みはありません。
#2『Apache Treasure』は、ブロンコがアパッチを殺した犯人を追う物語。キーバー少佐に呼ばれてローウェル砦に行く途中で、ブロンコは頭の皮をはがれたアパッチの死体を発見します。その死体が、ビクトリオ酋長の弟だったことから、キーバー少佐の依頼で酋長と面識のあるブロンコがそれを伝える使者になるんですな。一緒に行くのはベテランのキャス軍曹(バディ・イブセン)と新米中尉のフィンレイ(チャド・エヴェレット)で、アパッチを甘くみているフィンレイは何かと反抗的。途中で犯人のヒッキンズ(モート・ミルズ)に襲われ……
定番的な展開ですが、アパッチ居留地にある金鉱を狙ってビクトリオ酋長を騙すつもりが逆に騙されるヒッキンズの間抜けぶりが隠し味になっていま〜す。