録画していた『シックス・デイ』(2000年/監督:ロジャー・スポティスウッド)を観る。シュワちゃんの映画はたいてい見ているのですが、何故か見逃していたSFアクションです。
クローン化が実現できるようになった近未来、人間のクローン化は法で禁止されていましたが、民間飛行士のアダム(アーノルド・シュワルツネッガー)が家に帰ってみると、自分そっくりの男が家族と誕生日を祝う光景を窓から目撃します。家に入ろうとするところを何者かに襲われて、からくも脱出。アダムは事件の秘密を探り始めますが……
クローン・シュワちゃんと闘ったり、一緒に敵をやっつけたりと二役でシュワちゃんの大活躍です。素体にDNAを注入して、記憶データのシンコードを書き込むだけで、お手軽にクローン完成。死んでも36時間以内にやれば、何度でもコピーできるんですな。追ってきた殺し屋を、殺しても、殺しても、何度も戦うことになります。ロバート・デュバル演じる博士が開発したクローン技術は、SFというにはあまりにも適当な産物。題名のシックス・デイは、聖書の“神が人間を作った6日目”をさすのですが、クローン問題云々よりシュワちゃんのアクションを楽しむだけの作品で〜す。