冥途への一里塚

2020年が始まる。70を過ぎると、年が明ける度に冥途へ一歩ずつ近づくわけで、めでたくもあり、めでたくもなし。
年末(28日)に来ていた孫たちは嫁の実家へ移動し、風邪気味だった体調も回復し、平常ベースに戻りました。正月といっても、取り立てて変わるわけでもなく、朝から海鮮おせちを肴に、一杯飲んでグダグダ過ごしているだけです。
番組欄を中心に、分厚い新聞に目を通す。広告ばかりで、あまり読むところはありませんな。地デジ・BS・CATVと24時間いろいろな番組を放送していますが、ぜがひでも観たいと思う番組は少ないです。それでも垂れ流し的に見たり、録画保存したままの映画やドラマがあるのでテレビの前に坐っている時間は今年も多くなりそうです。
垂れ流し的といえば、昨夜は『紅白歌合戦』を最初から最後までダラダラ見ていました。歌を聴かせるというよりバラエティ色の方が強かったですね。一曲の重みがないので、印象に残らないんですよ。それと過剰なまでの照明演出ね。目がチカチカしましたよ。4Kの映像と音響も今イチ。ラグビーからみで、やたらとメッセージを発信するのも鬱陶しかったなァ。審査員が何度も席を移動(ローテーション)したのは、何か意味があったのですかね。年末恒例ということで、『紅白歌合戦』は今後も続けて欲しいのですが、総花的な中に何かメリハリをつけた演出を期待したいで~す。

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