夏だ、海だ、化け物サメだ

録画していた『シックスヘッド・ジョーズ』(2018年/監督:マーク・アトキンス)を観る。6つの頭を持つサメが人を襲うテレビムーヴィーです。
昨日の『MEGザ・モンスター』の海洋研究所と比べたら、お城と長屋の違いがあるほどの浮きドックの研究所に、もったいぶったり、焦らしたりせず、シックスヘッド・ジョーズが出現。それから何年後、近くの島でウィル(ブランドン・オーレ)が主催するキャンプセラピーが開催され、4組の男女が出席。飲食料を準備する男女の職員がイチャついていたところをシックスヘッド・ジョーズが襲撃。死体からサメに襲われたことがわかり、参加者の一人がサメ退治に乗りだします。モリの先に爆薬をつけ、頭を吹っ飛ばしますが、何しろ6つも頭があるんで他の頭に喰われてエンド。吹っ飛んだ頭もニョキニョキ生えてきて元のシックスヘッドになります。参加者は次々に襲われ、残ったのはメリー夫婦とウィルだけ。胴体横に生えている4つの頭を手足にしてシックスヘッド・ジョーズは陸上でも移動可能なんですよ。砂浜を走って逃げても追いかけられてパクリ。ジョーズを吹き飛ばすためにガスボンベを砂浜に埋めているウィルを、メリー(タンディ・セベ)とウィルの仲を疑った夫がジョーズごと吹き飛ばそう狙撃するんですが、弾丸が外れてジョーズの頭にあたり、怒ったジョーズが弾丸のあたった頭を食いちぎって夫にぶつけ夫は死亡。ウィルとメリーを追いかけたジョーズは岩場に頭がはさまって身動きがとれなくなります。頭が多いことがが逆に障害になるんですな。ジョーズのエラにひっかかっていたガスボンベに、ウィルが照明弾を撃ちこんでシックスヘッド・ジョーズは爆死。
ご都合主義のチーピーなストーリー、チーピーな俳優、チーピーな映像をわかっていて観ている私はチーピーな観客で~す。

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