コミカル続きで

録画していた『ガーディアン24』(2019年/監督:ヴァランテ・スージャン)を観る。スーパーマーケットの警備員が忍び込んできた強盗団をとっちめる劇場未公開のフランス映画です。

隣の宝石店の金庫を狙ってワルテル(イサカ・サワドゴ)が警備するスーパーマーケットにゴラン(アルヴァン・イヴァノフ)率いる5人組が侵入します。スーパーマーケットの壁を壊して宝石店を襲うのが目的。美人妻(ジュディス・エル・ゼイン)とエッチしようとしたところに侵入警報が届き、ワルテルはスーパーマーケットに駆けつけます。ワルテルは、かつて“血に飢えた男”と恐れられた最強兵士でしたが、愛する妻に二度と人を殺さないと約束して、今は温厚な人物。ワルテルは強盗団に捕まり、なじられ、閉じ込められてもおとなしくしていましたが、愛妻の名誉が汚されたと知るや、その戦闘能力を解放し……

強盗団がマヌケ揃いで、主人公も本気を出さず、死人も出ず、ゆるい展開で一切ハラハラ感のないコミカルアクションです。それでいて何ともいえぬ痛快感があるので、退屈はしません。相変わらず下ネタ・ギャグはありますが、やたらブッ壊す最近のアクション映画の中にあって、これは珍しい作品で~す。

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