資料として

TVガイド・アーカイブチーム:編の『テレビドラマ・オールタイムベスト100』(東京ニュース通信社:2020年9月30日第1刷発行)を読了。日本放送作家協会所属のシナリオライター放送作家など150名のアンケートにより選出しています。

ベスト10は以下の通り。1位:北の国から、2位:ふぞろいの林檎たち、3位:傷だらけの天使、4位:阿修羅のごとく、5位:前略おふくろ様、6位:太陽にほえろ!、7位:岸辺のアルバム、8位:3年B組金八先生、9位:あまちゃん、10位:夢千代日記、となっています。見たことはないという作品はないのですが、私がしっかり観ていたのは、『あまちゃん』と『夢千代日記』だけ。『傷だらけの天使』と『太陽にほえろ!』は観たり観なかったり。あとは、カミさんが見ているのを、ついで見ね。

私がテレビオタクだった1960年代までで選ばれているのが、38位:私は貝になりたい、38位:ウルトラセブン、38位:三人家族、44位:キイハンター、66位:事件記者、79位:三匹の侍、95位:赤穂浪士、95位:泣いてたまるか、95位:氷点、です。視聴者によるアンケートでないので、人気とは関係ないものになっていますな。それが面白いところで、不評だった『いだてん』が19位なんですよ。大河ドラマからは、『黄金の日日』『独眼竜政宗』『龍馬伝』『篤姫』『赤穂浪士』が選ばれていますが、そのトップですからね。

付録についていた1991年版と比べてみると、10位だった『七人の刑事』が、今回は選外。選者の年齢が若くなっていて、リアルタイムで観た人がおらず、映像も残っていないことから選ばれなかったことが予想されます。映画と違ってテレビドラマをオールタイムで選ぶ難点で~す。

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