週に1度は時代劇

録画していた『大岡越前スペシャル~初春に散る影法師』(脚本:尾西兼一、演出:黛りんたろう)を観る。BSプレミアムで元旦に放送されたものです。

連続人斬り事件が発生し、目撃者によると犯人は大岡忠相東山紀之)そっくりの人物。殺された人物がかつての治水工事に関係していた者たちであることを家老の黒崎(板尾創路)から知らされた老中・松平左近将監(田村亮)は、北町奉行の伊生(高橋光臣)に捜査を命じます。村上源次郎(高橋長英)たち南町奉行所の面々も密かに探索。忠相そっくりの浪人・月嶋左内(東山紀之)は吉原で櫻木大夫(本仮屋ユイカ)の用心棒をしており、彼女に代わって彼女の恨みを晴らそうとしていたのね。左内は労咳を患っており……

今回は東山の二役チャンバラが見せ場で、大立ち回りはありません。板尾創路は悪役が板についてきましたが、事件の黒幕を演じるにはまだ力量不足。吉宗(平岳大)の登場がなかったのは寂しいで~す。

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