たまには読書

積んどく状態になりそうなのだが、出かけたついでにブックオフで、『懐かしのテレビ黄金時代』『古事記を読みなおす』『ドラマへの遺言』『徹底検証 日清・日露戦争』『面白い本』をまとめ買い。

同様なサイトを公開している関係から、瀬戸山宗太:著の『懐かしのテレビ黄金時代』(平凡社新書:2012年10月15日初版発行)を早速読了。

第1章:テレビ時代の幕開け(1955・56年)、第2章:国産ドラマが始まる(1957・58年)、第3章:東西喜劇人の腕くらべ(1959~61年)、第4章:リアリズム時代劇への転換(1962・63年)、第5章:ホームドラマから深夜番組へ(1964・65年)、第6章:学生運動と社会派ドラマ(1966・67年)、第7章:カウンターカルチャーの波(1968~70年)という構成で興味深かったのですが、“目からウロコ”はありませんでした。記憶誤りや誤認も多々あって資料としても不満。ただ、エピローグで述べている、「観客を満足させられる番組づくりは、長年の訓練や経験と基礎的な力が不可欠である。最近は、スタッフをはじめ俳優たちがもっと大切な訓練期間をすっ飛ばして、第一線で仕事をしているのが普通になってしまった。そのため、名前だけはやたら有名だが中味のない人がめだつ」には同感で~す。

拙サイト「懐古趣味」についてはココヘ⇒懐古趣味 (webry.info)

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