録画していた『コピーキャット』(1995年/監督:ジョン・アミエル)を観る。女性刑事と犯罪心理学者が連続殺人犯と戦うサイコサスペンスです。
サンフランシスコで女性ばかりが狙われる連続殺人が発生。刑事のモナハン(ホリー・ハンター)は、犯罪心理学者のヘレン(シガニー・ウィーヴァー)に相談します。殺人手口から犯人は過去に起きた事件を真似している模倣犯(コピーキャット)と推理。やがて、ヘレンに犯人から挑戦的なメッセージが届きます。ヘレンはかつてサイコ殺人犯ダリル(ハリー・コニック・ジュニア)に命を狙われたショックでアゴラフォビア(広場恐怖症)にかかって外出できない状態。ヘレンはダリルが関係していると思い……
この映画の面白いところは、犯人がアメリカ人なら誰でも知っている実在した連続犯のコピーをしているところです。私が知っていたのは、“ボストンの絞殺魔”だけでしたけどね。主人公がアゴラフォビアということで、行動範囲は家の中。そのため動きが限られ、なかなかサスペンスが盛り上がりません。勇ましいイメージのあるシガニーが恐怖に怯えるだけが見どころの作品で~す。