懐かしのテレビドラマ『夜の主役』の１９～２２話を観る。殺人容疑をかけられた元弁護士の尾形（天知茂）が復讐のために真犯人を追いつめるサスペンスドラマです。
クズ鉄と偽って機械部品を輸入し、組み立てて儲けるという大東産業の不正貿易を見つけた尾形は、資金決済に使われている地下銀行のコールガール・由美子（桜井啓子）に近づきます。尾形の優しさに由美子は、尾形が自分を利用しているだけとわかっていても協力。尾形の工作で、事件の黒幕・北川（佐藤慶）を裏で支える轟（内田朝雄）の組織と地下銀行の組織が仲間割れし……（１９話）
地下銀行との銃撃戦で轟は死亡し、尾形は北川追究を加速。殺された恩師・伊東の娘・しのぶ（北林早苗）は、自分のポートレット写真の裏に隠されていた見知らぬ女性（稲野和子）の写真を発見。しのぶに頼まれて尾形は女を捜します。写真の女性は伊東の愛人だった女性で、もう一つのペンダントの所持者。彼女は大東産業の不正を暴く伊東の重要書類を預かっており……（２０話）
北川の秘密組織によって奪われた重要書類は、尾形の目の前で北川によって焼かれます。尾形は秘密組織を壊滅させるために、組織の一員・川辺（溝口瞬亮＝滝俊介）の恋人・由里子（岸久美子）に探りを入れ……（２１話）
麻薬密売組織として北川の秘密組織は警察に逮捕されて壊滅。北川は石原コンツェルンに大東産業グループを吸収してもらおうと石原会長（河野秋武）に接触。尾形は、北川と大東産業社長・宇佐美（柳永二郎）の関係を引き裂く策略をめぐらし……（２２話）
２１話では、秘密組織のリーダー役で地井武男が、２２話では大東産業に乗っ取られてコールガールとなった娘（原知佐子）に誘惑される宇佐美の息子役で中村敦夫が出演。二人とも、まだ名が売れる前で～す。
