懐かしの海外ドラマ『スタートレック』のDVDボックス(シーズン1)5枚目を観る。収録されているのは、「殺人鬼ゴドス」「宇宙基地SOS」「おかしなおかしな遊園惑星」の3エピソード。
「殺人鬼ゴドス」は、旧友のレイトンに招かれたカーク船長(ウィリアム・シャトナー)は、レイトンから俳優のカリディアン(アーノルド・モス)がかつて処刑人コドスと呼ばれた男であることを知らされます。コドスは食料不足になった植民星で住民の全滅を防ぐために4千人もの命を奪った冷酷な司令官。カークはコドスの顔を目撃していましたが、ほんの一瞬だったことからカリディアンがコドスか確信がもてません。定期便が到着せず、カリディアンの娘レノア(バーバーラ・アンダーソン)は次の巡業地の星までエンタープライズに一座を乗せてくれるようカークに依頼。レイトンが何者かに殺され、カリディアンがコドスか確認するために、同乗することを認めますが……
一座が巡業した先々でコドスの目撃者が殺されており、カークも命を狙われます。犯人捜しのエピソードです。
「宇宙基地SOS」は、宇宙基地を襲った宇宙船との対決。ロミュラン帝国との中立地帯を挟む地球連邦の前哨基地が謎の宇宙船によって破壊されます。エンタープライズは敵宇宙船との戦闘状態にはいり……
敵宇宙船は船を見えなくするためのクローキング装置があって正確な位置をつかむことができません。しかし、その装置は高エネルギーを必要とするために高性能レーダーが使えず、相手宇宙船の正確な位置をつかむことができないという欠点があるんですな。ソナーをたよりの潜水艦対決と似たようなエピソードです。
「おかしなおかしな遊園惑星」は、頭に思い描いたことが現実となって現れる惑星でのカーク船長たちの体験。休養で訪れた惑星で、士官学校時代のことを想い浮かべたカークの前には当時ライバルだった男が現れ、美女サロンを想いうかべたマッコイの前には二人の美女が現れます。スポックの調査では、その惑星に生命反応はなく……。早い話そこは、未来のテーマパークだったのです。カークの秘書がジャニス(グレース・リー・ホイットニー)からバロース(エミリー・バンクス)に代わっていました。