懐かしの海外ドラマ

懐かしの海外ドラマ『スタートレック』のシーズン1の激安DVDボックス(10枚組29話)をゲット。現在でも“トレッキー”と呼ばれる熱狂的ファンがいるSFドラマですが、私たち団塊の世代にとっては、『宇宙大作戦』の方が馴染み深いです。第1シーズンは日本テレビ系列で1969年4月27日~70年1月11日に放送。第2・第3シーズンがフジテレビ系列で72年4月16日~74年3月30日に放送されましたが、私が観ていたのはフジテレビで放送された第2シーズン以降です。

1枚目は、「惑星M113の吸血獣」「セイサス星から来た少年」「光るめだま」の3エピソード。

「惑星M113の吸血獣」は、どんな人間にも姿を変えることができる異星獣との対決。惑星M113で古代文明の遺跡を研究しているクレイター博士(アルフレッド・バム)と彼の妻ナンシー(ジャンヌ・バル)の健康診断のためにエンタープライズが惑星を訪れます。ドクター・マッコイ(デフォレスト・ケリー)とナンシーは旧知の間柄。一緒に来た乗組員が身体中の塩分を抜かれた死体で発見され……

ナンシーは既に死んでおり、異星獣が姿を変えていたんですな。異星獣は塩がないと生きていけず、この異星獣は惑星M113の最後の一匹で、クレイター博士は異星獣を守ろうとして死にます。

「セイサス星から来た少年」は、超能力を持つ少年との対決。無人のセイサス星で発見された17歳のチャーリー少年(ロバート・ウォーカー・ジュニア)が宇宙船アンタレラスからエンタープライズに引き渡されます。実体を持たないセイサス星人から超能力を授けられていたチャーリーは自分の意のままに超能力を使い、エンタープライズを危機に陥らせますが……

「光るめだま」は、超能力を持って人間性を失った親友とカーク船長の対決。200年前に遭難した宇宙船からの救助信号を受信したエンタープライズは調査に向かいますが、途中で磁気嵐にあいます。カーク船長(ウィリアム・シャトナー)の友人ミッチェル中尉(ゲイリー・ロックウッド)と精神科医のエリザベス(サリー・ケラーマン)がそのショックで気絶。意識を取り戻したミッチェルは目が光りはじめ、超能力を獲得。徐々に精神が侵されはじめ、エンタープライズを危機に陥らせますが……

船のドクターとしてマッコイは登場せず、パイパー医師(ポール・フィックス)が登場。前話と似たようなエピソードになっています。超能力を持つセイサス星人が少年を連れ戻しましたが、今回はミッチェルと同じように超能力をもった(遅れて開花した)エリザベスが自分の命を捨てて阻止。超能力者を倒すには超能力者が必要なので~す。